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デザイン秘話 | 「ニューアトラ」②



鈍色の断崖が左右の空を遮り、全てを淀んだ灰色へ引きずり込む。そこには人はいなく、声すら存在しない。目にするのは、荒れ果てた大地のみ。


そして、手を伸ばすだけで掴めそうな蒼き惑星は真上につるされ、ただひたすら冴えきった水色を映し続ける。


可愛い人の子、また会えたわね!今日のタイプライターはメインストーリーの新ステージ「ニューアトラ」のデザインコンセプトについて紹介しているみたいよ。一緒に見てみましょう!


「遺跡:終焉の律者」


前回の「ニューアトラ」に関するデザインコンセプトの紹介では、「火を追う蛾」の基地や避難所などの重要施設について説明しました。そして、物語が進んでいくにつれ、月の全貌が徐々に明かされ、世界の泡にある終焉の律者関連の遺跡も現れてきました。その巨大な輪郭はかなり印象深いものです。


細部を観察してみると、終焉の律者の内部で暗くくすんだエネルギークリスタルが微かに光っていることが分かります。その外層から四散しつつある欠片は「遺跡」と「残骸」という特徴を強化させるためのものです。


この遺跡は一体どのように誕生したのか?コンセプトアーティストからすれば、この「ランドマーク」の設計は、とても重要かつ複雑な仕事となります。

終焉の残骸。それは真新しいコンセプトとなります。何故なら、具体的な参考対象がないからです。そのためコンセプトアーティストたちは、漫画内の設定を参考にし、構想を練ってみました。その構想段階において、巨大で、圧迫感を与えるような遺跡でないといけないとデザイナーたちは考えました。そして輪郭のイメージが大体定まると、細部のデザインに着手し始めました。同じく漫画内のデザインを参考にしましたが、最終的には少し違った形に仕上がりました。出来上がった遺跡、そこにある終焉の律者は漫画と比べるとより冷酷で、少し大人っぽく、まるで世に存在する万物に対し無関心で、そのすべては思い通りに弄ぶことのできる外物に過ぎないというような印象を与えます。

「ニューアトラ」に残った終焉の律者の遺跡は単なる残骸に過ぎず、既に脅威ではなくなっています。ですが、コンセプトアーティストたちはこの場所を描いていくことで、終焉の律者が人に与える危険さ、圧迫感、インパクトを表したいと考えました。これもデザインの過程で常に伝えたいと思っていたものです。


「月の遺跡」


月全体のステージをデザインしていく過程で、よりミステリアスで、探索意欲をそそるものにしたいとコンセプトアーティストたちは考えました。例として、この遺跡を設計している際に、碑に聖痕を代表するルーン、ホロスコープを取り入れ、崩壊は地球のみに関連しているわけではないことを裏付けました。その他にも、放射状の模様で「崩壊は神秘的で果てしない存在」という概念を表現してみました。

※Tips:

画像内のキャラは、制作の際にサイズ感の参考として描いたもので、ストーリーとは関係ありません。


虚樹の残骸-神秘主義の戦闘エリア


キアナたちが固有世界に戻る前に、プロメテウスは世界の泡に貯蔵したエネルギーを使って、完全なる虚樹の残骸を復元できるよう手助けしました。キアナたちが最終的に乗り越えなければならない障害、それこそが強敵「虚樹の残骸-神秘主義」です。

コンセプトアーティストはキービジュアルの製作段階初期に、『崩壊3rd』漫画内に現れた月の全景を参考にしていました。そして、それを礎に、「ニューアトラ」を改めて全体的に設計しました。実はその時から気付いていたことがあります。それは、この「ドーム」のような遺跡が一番目立っていることです。

そのため、「BOSS戦のステージはどう作るべきか」、「どのエリアに設定するべきか?」などの問題が浮かび上がってきましたが、デザイナーはそれほど迷いはしませんでした。何故ならすぐ結論に至ったからです。


「あ、この『ドーム』には重要な役目を果たしてもらうんだから、いっそのことBOSS戦をそこに置こう。」

「そう考え、やってみましたo‿≖✧」

(コンセプトアーティスト本人談)


次回予告


可愛い人の子、次回は「クロノストラベラー」のデザインコンセプトを紹介してくれるそうよ。楽しみにしててね!


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